これらの悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
VenusへBTCを預ける
預けたBTCを担保に別のコインを借りる
Venusとは
Venusとは仮想通貨を預けたり借りたりする事ができる銀行アプリです。
この銀行にBTC(ビットコイン)を預けると利息収入が貰えます。
そして預けたBTCを担保に別のコインを借りる事もできちゃいます。
まさに現実世界の銀行と同じ事が出来るのです。
Coincheckなど、国内の仮想通貨取引所でBTCを持っているだけでは増えません。
BTCの価格が上がらなければ増えないですよね。
VenusへBTCを預けて利息収入を貰いましょう。
このように仮想通貨で資産運用する人が増えているのです。
Venusを利用するには
Venusを利用するにはDefiの仕組みを理解する必要があります。
少しだけ勉強が必要です。
勉強しないと詐欺に引っ掛かりますので、しっかりリサーチして下さい。
Venusは海外仮想通貨取引所のBINANCE(バイナンス)が運営するブロックチェーン上で動く銀行アプリです。
したがってBINANCEのアカウントが必要になります。
それとVenusへBTCを預ける時にMetaMask(メタマスク)という財布も必須です。
それぞれを詳しく解説した記事がありますので、下記をご覧になって進めて下さい。
むっちゃ簡単にできます。
あとDefiサービスを利用する際にちょこちょこ手数料を払う場面が出てきます。
その手数料はBINANCEが発行するBNB(バイナンスコイン)で払う事になります。
少しだけでいいですのでBINANCEでBNBを買っておく必要があります。
最初は1,000円分あれば大丈夫です。
Venusを利用する際に必要なもの
BINANCEでBNBを購入する
MetaMaskのインストール
VenusへBTCを預ける
準備が整いましたら、いよいよDefiサービスを触っていきましょう。
むっちゃ楽しいですよ。
はじめる前にBINANCEからMetaMaskの中にBTCとBNBを入れておいて下さい。
BTCはMetaMaskに入れた時点でBTCBという名前に変わります。
またBINANCEへ戻すとBTCになります。
BSC(Binance Smart Chain)で使用する便宜上BTCBに置き換えられるのです。
名前が変わるだけでBTCとBTCBは連動してますので問題ありません。
MetaMaskにBTCBとBNBが入ったらVenusへアクセスします。
『Supply Market』を選択して『BTCB』をクリックして下さい。
『MAX』を押します。
MAXを押すとMetaMaskに入れいたBTCBを全部預ける事ができます。
次に下の『Supply』を押します。
手数料を支払います。
自動的にMetaMaskが起動するので『確認』を押して支払って下さい。
0.001512BNBですので日本円で約65円です。
これで預けたBTCBが年利0.58%(2022年12月現在)のペースで増えていきます。
日本のほとんどの銀行の金利が0.001%ですので、現実世界の銀行とは比べ物になりません。
しかも、これとは別にVenusが発行しているXVSというコインも貰えちゃいます。
貰えたXVSをあわせると年利1.42%まで跳ね上がります。
まさに持っているBTCBを預けるだけで利息収入が入ってくるのです。
預けたBTCを担保に別のコインを借りる
次は預けたBTCBを担保にして別のコインを借ります。
コインを借りると当然、利子を支払う事になります。
借りて運用した方が資産が増えるからです。
借りたコインをPancakeswap(パンケーキスワップ)という場所に預けます。
このPancakeswapを使うと借りた時の利子以上に稼げちゃいます。
なかなか凄い仕組みですが、これが現実です。
今回借りるコインはドルに連動している安全なコインを借ります。
こういったドルに連動しているコインだと価格変動が少ないです。
借りたコインの価値が一気に上がったり下がったりしにくいのです。
今回はこういった理由で『BUSD』と『VAI』を借ります。
まずは担保設定をする必要があります。
『Supply Market』のBTCB欄の右側の『Collateral』を押して下さい。
すると赤く変わります。
これでBTCBの担保設定が完了です。
借りれる限度額は預けた資産の80%までです。
左側の『Borrow Limit』に表示されています。
まずはBUSDを借りましょう。
『Borrow Market』の中から『BUSD』を探してクリックして下さい。
次に『SAFE MAX』を押して下さい。
するとBorrow Limit(借入限度額)の40%の金額が表示されます。
今回はVAIも借りたいので、この金額の半分の数字を入力して下さい。
入力ができたら『Borrow』を押して下さい。
またMetaMaskが起動するので『確認』を押して手数料を支払って下さい。
これでBorrow Limit(借入限度額)の20%分のBUSDを借りる事が出来ました。
次にVAIを借ります。
VAIもBUSDと同じBorrow Limit(借入限度額)の20%分を借ります。
これでBUSDとVAIをあわせてBorrow Limit(借入限度額)の40%分を借りた事になります。
『Mint/Repay VAI』を選択して下さい。
次に『SAFE MAX』を押します。
すると先ほどBUSDで20%分を借りているので自動的に残りの20%分になって表示されていると思います。
SAFE MAXとはBorrow Limit(借入限度額)の40%が表示されます。
そのまま『Mint VAI』を押すとMetaMaskが起動するので『確認』を押して完了です。
まとめ
お疲れ様でした。
これでVenusでBTCB(ビットコイン)を担保にBUSDとVAIを借りる事ができました。
次は今回借りたコインをPancakeswap(パンケーキスワップ)で運用しましょう。
借りたコインをPancakeswapで運用します。
↓
Pancakeswapで運用するとCAKEというコインが貰えます。
↓
CAKEをPancakeswapで複利運用する。
↓
増えたCAKEをBTCBに交換すると手持ちのBTCBが増えます。
↓
増えたBTCBをVenusへ預ける。
↓
BTCBを追加で預けるとBorrow Limit(借入限度額)が増えるので、またコインを追加で借りれるようになる。
↓
借りたコインをPancakeswapで運用。
といった具合で無限ループが作れちゃいます。
仮想通貨を自分で考えて運用するの楽しいですよ。
そしてこの運用方法は、ほんの一例です。
こういったDefiサービスは今後も新しいサービスが出ると思います。
その時々でやり方が変わると思いますし、いろいろ試してみて下さい。
今回紹介したVenusに預けて、Venusでコインを借りてPancakeswapで運用する事ができる様になれば、他のDefiサービスも簡単に理解して利用する事ができます。
これがDefiサービスの基本中の基本の操作です。
まずはパンケーキを焼いて操作に慣れて下さい。
それでは最後まで、ありがとうございました。