BSC

【$TITAN大暴落】最悪のシナリオの原因は?1日で価値が数十億分の1に!

2021年6月、$TITANという仮想通貨が1日で価値が数十億分の1に暴落しました。
一体、$TITANに何が起こったのか。
$TITANは一時5780円の高値をつけてましたが、現在は0.000006612円と悲惨な事になっております。

仮想通貨市場では$IRONという仮想通貨がTwitterで話題になっており、インフルエンサーが取り上げたりして注目されていました。
この$IRONと深く関わっている$TITAN。
$TITANの大暴落は$IRONと関係があるのか。

今回は皆が期待していたIRON Financeのプロジェクトが失敗した理由を探っていきたいと思います。

$IRON(アイアン)とは

IRON Financeが運営する$IRONは画期的な仕組みで注目を集めておりました。
$IRONはいわゆるステーブルコインです。
ステーブルコインとはドルの価格に連動するように設計されたコインです。
ビットコインなどと違い価格変動リスクが少ないのが特徴です。

現在、ステーブルコインは世界で何種類か発行されています。
その中の$USDCというステーブルコインとIRON Financeが作った仮想通貨($TITAN)を混ぜ合わせて完成したのが$IRONです。

$IRONは$USDCを75%、$TITANを25%の割合で構成しております。

ステーブルコインの$USDCはドルの価格と連動しますから0.75ドルを担保に$IRONが発行されているという事です。

この構成比は$TITANの価格によって変動します。
もちろん$TITANは仮想通貨ですから価格がその都度変動します。

$IRONを発行する時に$TITANが必要ですから、$TITANが購入され価格が上がります。
$TITANの価格が上がれば$USDCを50%$TITANを50%などへ、担保率が変更されます。

この構成比を変動させる事で$IRONの価格を1ドルに維持する事ができる様にプログラムされているのです。

更に$IRONとステーブルコイン($USDC)をペアにしてファーミングする事で、年利500%といった高利回りで運用する事ができておりました。

この$IRONもステーブルコインですから、ステーブルコイン同士のペアで高利回りで運用できるとの事で注目されておりました。

こうして$IRONの革命的な仕組みと、ファーミングした際の利回りの良さが理由で一気に利用者が増えたのです。

しかしこの期待されたこのプロジェクトは、なんと1日で終了してしまったのです。
一体なにがあったのでしょうか。

Defiプロジェクトは高い利回りが出て人気がありますが、今回の様に大暴落してお金が無くなるリスクもあるという事です。

$TITANの時価総額は2200億円までのぼりましたが、たった一日でほぼゼロになってしまいました。

$TITAN 暴落が考えられる原因


暴落の原因は完全には特定できてないというのが現状です。

しかしIRON Finance運営チームによるとハッキングは受けていないといいます。
そして、我々の持ち逃げでもないと発表しております。

運営チームのブログによると

「我々が経験したことは、プロトコルに起こりうる最悪の事態であり、現代のハイテクな暗号資産における歴史的な取り付け騒動だ」

大口投資家が手持ちの$IRONを解体して、$TITANを大量に売却した事で$TITANの価格が下がったのがことの発端ではないかと言われています。
現時点ではこれが有力な見解です。

完璧だと思われていたIRON Financeのスマートコントラクトが完璧ではなかったという事でしょう。
想定外の売り圧に対応できなかったという事です。
IRON Financeのプログラムの設計ミスが原因と思われます。

今回のメカニズムはこうです

機関投資家が大量の$IRONを解体し$USDCと$TITANに戻す。

このあと、解体された$TITANを大量に売却する。

$TITANの価格が下がる。

この$TITANの価格が下がった状態でさらに$IRONを解体すると$TITANの価格が下がっている為に$TITANの枚数増やして解体される。
(これは1ドルに連動する様にプログラムされている為に、$TITANを大量発行して調整。)

$TITANが大量に新規発行されると、更に$TITANの価格が下がる。

$IRONが1ドルを維持できなくなる。

さらに$IRONを解体し$USDCと$TITANに戻す。

$IRONの崩壊

$TITANの発行枚数に上限がなく無限に発行されたのが一つの原因でしょう。
今回の流れで大量の$TITANが発行され続けて崩壊までノンストップで進んでしまいました。
この結果にはIRON Financeは想定外だったという事でしょう。
やはり完全にプログラムの設計ミスといえると思います。

今後のDefiとの向き合い方


今回の事態でIRON Financeは反省を活かして、完璧なプログラムを再度構築すると発表しています。
めげずに$IRONのバージョン2を目指すとの事です。

そして今後、Defi市場は間違いなく伸びる産業です。
今回の事故の経験を活かしてリサーチを続けていきましょう。

今回の様に何が起こるのか分からないのが、仮想通貨の世界です。
最悪、無くなっても困らない程度の余剰資金で運用して下さい。
小さい資金で運用して、今のうちに経験を貯めておいて下さい。
いつかこの経験が素晴らしい成果に繋がる日がくるでしょう。
将来へ向けてコツコツ積み重ねていきましょう。

今後のIRON Financeにも注目です。
新しい$IRONが登場したら少額で参加するのもありですね。
こうして検証と改善を繰り返して強いものになっていきます。
今回は想定外の事故が起きてしまいましたが、プロジェクトとしては将来性を感じるものがありました。

ワクワクが止まらない仮想通貨のDefi市場です。
今後も目が離せません。
しっかりリサーチして今後の行方を見守りましょう。
最後まで、ありがとうございました。