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MetaMask(メタマスク)のインストール方法|危険な使い方と注意点を解説

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こんにちは、わたる(@akiba5296)です。
今回はMetaMask(メタマスク)のインストール方法と便利な使い方をご紹介します。
DeFiで仮想通貨を運用したり、OpenSea(オープンシー)というNFTマーケットプレイスを利用する時にも必ず必要なMetaMask。

便利な反面、間違った使い方をするとハッキングされて資産を失う事になります。
この記事では便利な機能はもちろん、ハッキング対策までお伝えさせて頂きますので最後までお読み下さい。
“財布”の取扱いには充分ご注意下さいませ。

MetaMask(メタマスク)とは

MetaMask(メタマスク)とは仮想通貨・NFTを入れて持ち運べる『デジタル財布』です。
最近ではOpenSea(オープンシー)でNFTを売買するのに利用される方が増えてますね。

ブロックチェーンゲーム内のアイテム購入などにもMetaMaskが使われています。
こういったデジタル資産の管理に必要な機能はほぼ備えているといっていいでしょう。

そんな仮想通貨を自由に持ち歩いて決済できる便利な財布がMetaMaskです。

MetaMaskはPCとスマートフォンの両方で利用する事ができます。

PCではWebブラウザの拡張機能を使って利用します。
スマホの場合は専用のアプリ(iOS・Android)をダウンロードして利用します。

MetaMaskの主な機能

・デジタル商品の決済・購入
・ガス代といわれる手数料の支払い
・仮想通貨・NFTの保管
・仮想通貨・NFTの送受信
・仮想通貨の購入
・仮想通貨どうしの交換(スワップ)

インストールと初期設定(PC版)

PCのインストールにはWebブラウザの拡張機能を使います。
今回は利用者が多いGoogle Chromeでご説明します。

対応ブラウザ

・Google Chrome
・Firefox
・Brave
・Edge

インストールの流れ

MetaMaskをChromeにインストールする
新規ウォレットを作成
パスワードを設定する
シークレットバックアップフレーズをメモする

公式サイトにアクセスして『ダウンロード』をクリックします。

画面右上の「Chromeに追加」をクリック

次のようなポップアップ画面が出るので『拡張機能を追加』をクリックします。
これでインストール完了です。

続いてパスワードの設定をします。
このような画面が出るので『開始』を押して進めて下さい。

『ウォレットを作成』をクリック。

画面下の『プライバシーポリシーはこちら』をざっと読み『同意する』をクリックします。

次にパスワードを決めて入力します。
入力が終われば利用規約に同意にチェックを入れて『作成』をクリックします。

次にシークレットリカバリーフレーズについての説明動画を見ます。
動画を見終わったら『次へ』で進みましょう。

赤枠で囲んだ鍵のマークをクリックすると12個の英単語が表示されます。
このシークレットリカバリーフレーズはとても重要ですのでプリントアウトして金庫などで保管しておきましょう。
メモできたら『次へ』を押して下さい。

先ほどメモしたフレーズを順番に並べていきます。
順番通りに並べ終わったら『確認』をクリックします。

最後に『すべて完了』を押して初期設定完了です。

インストールと初期設定(スマホ版)

スマホにインストールする場合はアプリをダウンロードします。
今回は僕が使っているiPhoneでご説明します。
※androidも基本的には同じ操作ですので下記をみながら進めて下さい。

対応OS

・iOS
・android

インストールの流れ

アプリのインストール
新規ウォレットを作成
パスワードを設定する
シークレットバックアップフレーズをメモする

下記よりアプリのインストールをおこなって下さい。

次に『入手』をタップし、『開始』から『新しいウォレットの作成』と進んで下さい。

プライバシーポリシーを確認し『同意します』をタップします。
次にパスワードを決めて入力し、チェックボックスにチェックを入れて『パスワードの作成』をタップします。
そしてシークレットリカバリーフレーズの動画を見たら『開始』をタップして下さい。

次に『表示』をタップすると12個の英単語が出てきます。
このシークレットリカバリーフレーズはとても重要ですのでプリントアウトして金庫などで保管しておきましょう。
メモできれば『続行』をタップして下さい。
次にメモした英単語を順番通りに並べて『バックアップの完了』をタップします。
最後に『完了』を押して初期設定完了です。

基本的な使い方

日本語表記に変更する

初期設定では英語になってますので、日本語表記に変更しておきましょう。

日本語表記の流れ

右上の丸いアイコンから『設定』をクリックする
『一般』から現在の言語を日本語に変更する

MetaMaskに仮想通貨を入れる(入金)

MetaMaskへの入金は出金先によって操作が異なりますが、大まかな流れは同じですので下記をみながら進めて下さい。
今回はbitbank(ビットバンク)からMetaMaskへ送金してみます。

MetaMaskへ入金する流れ

MetaMaskのアドレスをコピーする(アカウント名の下に表示されている)
取引所や別のウォレットをひらき、さきほどコピーしたアドレスに送金申請する

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別のブロックチェーンのネットワークを追加する

初期設定ではEthereumメインネットワークが利用できます。
下記のような別のブロックチェーンネットワークを使いたい場合は設定する必要があります。

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主なブロックチェーン

・BSC
・Fantom
・Polygon
・Heco
・xDai
・Avalanche

新しいネットワーク追加の流れ

上のキツネマーク横の『Ethereumメインネットワーク』から『ネットワーク追加』をクリックする
追加画面が表示されるので下記の欄に設定値を入力し『保存』で完了
①ネットワーク名
②RPC URL
③チェーンID
④通貨シンボル
⑤ブロックエクスプローラのURL

追加画面で入力する設定値は各ブロックチェーンで決まっています。
決まった設定値を入力します。

必要であればご自身が使っている各チェーンの公式サイト等で検索して下さい。
参考までに僕が使っているBSCネットワークの設置値ご紹介しておきます。

BSCネットワーク設定

①ネットワーク名 Smart Chain
②RPC URL https://bsc-dataseed.binance.org/
③チェーンID 56
④通貨シンボル BNB
⑤ブロックエクスプローラのURL https://bscscan.com

トークンスワップ(通貨の交換)

持っている仮想通貨を別の通貨に交換する事ができます。
ETH(イーサリアム)をBTC(ビットコイン)に交換したりするといった機能です。

交換の流れ

MetaMaskの中にある交換したい通貨を選択する
『スワップ』をクリック
『スワップ先』のプルダウンメニューから通貨を選択する
交換する額を入力する
手数料(ガス代)を確認して『スワップ』を押して完了

MetaMaskの復旧方法(インポート)


使っているPCが故障してしまったり、新しいPCを購入すると新しくMetaMaskを復元する必要があります。
それとPCでMetaMaskを使っていて、外出時にスマホでも使いたい場合も同様の手順です。(その逆もしかり)

その際、シークレットリカバリーフレーズ(念のため秘密鍵も)の入力が必要ですので事前にメモをしておきましょう。

シークレットリカバリーフレーズの確認方法

右上の丸いアイコンから『設定』をクリック
『セキュリティとプライバシー』をクリック
『シークレットリカバリーフレーズを公開する』をクリック
パスワードを入力すると画面に表示されます

秘密鍵の確認方法

メイン画面の点が3つ並んだアイコンをクリックします
『アカウントの詳細』をクリック
『秘密鍵のエクスポート』をクリック
パスワードを入力すると画面に表示されます

復旧の流れ

MetaMaskをインストールする
『ウォレットのインポート』をクリック
シークレットリカバリーフレーズを入力する
パスワードを入力する
『インポート』を押して完了

【重要】注意点

偽アプリをいれない

偽アプリや偽URLからMetaMaskをインストールすると、資金を全て盗られる可能性があります。
信用できるサイトから慎重におこなって下さい。

上記のインストールの手順でご紹介しているリンクから進めて頂ければ大丈夫です。

スマホ版は特に注意

スマホを落としたり紛失したりすると最悪です。

スマホのロックを解除されて知識のある方であればMetaMaskの資金を盗れてしまいます。
スマホのパスコード設定の管理を徹底しておきましょう。

iCloudの落とし穴

iCloudの自動バックアップでシークレットリカバリーフレーズのバックアップをとられていてハッカーがMetaMaskにアクセスして資金が盗られた事例があります。
iPhoneの方はMetaMaskのiCloudバックアップはオフにしておきましょう。

秘密鍵を教えない

シークレットリカバリーフレーズと秘密鍵を教えたら資金盗られます。
初心者に近寄ってくる詐欺師がいっぱいいます。
サポートしますので秘密鍵を教えて下さいと…
絶対に教えないで下さい。
誰になんと言われようと教えてはいけません。

シークレットリカバリーフレーズをなくさない

シークレットリカバリーフレーズをなくすと、PCが壊れたりて新しく買い替えたりした時に復旧する事ができなくなります。
プリントアウトして金庫に入れるなど、PCやスマホ以外で保管しておくと安心です。

送金先(入金先)のアドレスを間違わない

仮想通貨取引所で買ったETH(イーサリアム)をMetaMaskに送金する時などアドレスを間違って送ってしまうと2度と返ってきません。
アドレスを入力するときは必ずコピー&ペーストでおこなって下さい。
手で入力すると間違える可能性があります。

送金(入金)の際にチェーンの選択など、最新の注意を払って、確認の徹底をしてから送金(入金)申請をする様にしましょう。

公衆の無線LANに接続しない

MetaMaskはインターネットに接続して使うホットウォレットです。
駅やホテルなどの共有で使用できる無線LANを使った時に、そこからPCやスマホに侵入される可能性があります。
実際に資金が抜き取られたいう事案も発生しておりますので、MetaMaskがインストールされているPCやスマホを共有の無線LANに繋がないようにした方か安心です。

複数アカウントのすすめ(ハッキング対策)


MetaMask絡みのハッキング被害の報告が近年増えています。
万が一被害にあった時の為に、いまつかっているMetaMaskとはちがう別のMetaMaskを作成しておきましょう。

1つのMetaMaskの中に複数のアカウントをつくる方法もありますが、これではハッキング対策としては弱いです。
ですので別のMetaMaskを新しく作る方法をご紹介します。

流れ

Google Chromeでプロファイルを追加する
新しく作ったプロファイルにMetaMaskをインストールする

MetaMask(メタマスク)のハッキング対策|複数ウォレットの作り方こんにちは、わたる(@akiba5296)です。 NFTの市場拡大と共にMetaMask(メタマスク)のハッキング被害が増えてきてます...
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リスク分散

管理する資産が多くなると、ハッキング被害も大きくなります。
複数のMetaMaskに資産をわけておくと被害額を最小限に抑える事ができます。
高額なNFTを購入した時などはリスク分散しておきましょう。

資産管理

MetaMaskの中に入れるものが増えてきた場合は用途に応じて分けておくと管理しやすいですよ。

【購入用ウォレット】
【特攻用ウォレット】
【保管用ウォレット】

【購入用ウォレット】NFTのミントや購入(OpenSeaなど)
【特攻用ウォレット】Difiのサイトなど、少し危険でリスクがあるけど接続したいサイト
【保管用ウォレット】大切なNFTや仮想通貨を保管

こういった具合で用途別にわけておくと管理がしやすいです。
特に特攻用のウォレットでは少しリスクがあるのを承知で行動できるようになります。
これめっちゃ大きいです。
保管用ウォレットに移動しておけば仮にハッキングにあって資金が抜かれても被害は最小限です。
事前にできることは対策しておけば仮想通貨や大切なNFTの保管も安心です。

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NFTのプレセールで使える裏技

人気NFTのプレセールではアクセスが集中して詰まりが発生します。
『読み込み中』『少しお待ちください』などグルグル回ったままで進まなかったりします。

そうこうしている間に【売切・完売】になってしまう事があります。
悲しい事になってしまいます。
そういう時に使える裏技を紹介します。

流れ

メタマスクを立ち上げます。
メイン画面の『アクティビティ』をクリック
『スピードアップ』をクリック
『積極的』か『高度な設定』を押してガス代を上乗せ
最後に『送信』を押して完了

まとめ

今回は、MetaMaskのインストール方法をご紹介しました。

MetaMaskは財布です

使い方を間違えるとハッキング被害にあったり資産がなくなる可能性があります。
事前にできる対策をしておけばハッキング被害にあう可能性をほぼゼロに近づける事ができます。
楽しい仮想通貨の運用や人気のNFTを購入したり楽しみましょう。
それでは、また。